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グリストラップ
清掃の流れ
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グリストラップ清掃の
工程について
「石鹼化衛生工法(グリピカ)」は、グリストラップに溜まった廃油を石けん水に変えて清掃する、人体にも環境にも優しい工法です。
このページでは、グリストラップ清掃「グリピカ」を行う白崎コーポレーションが、石けん化工法の清掃の手順を詳しく解説します。
石鹼化衛生工法によるグリストラップの清掃の流れ
石鹼化衛生工法「グリピカ」は、グリストラップに溜まった廃油を石けん水に変えて清掃する工法のことです。この工法は、油分を乳化(油と水が混ざり合った状態)するのではなく、油分を分解して石けんに変えて(鹸化)排水します。
吸引したゴミは、油を除去しているので、産業廃棄物ではなく一般ごみとして処分できます(水分は必ずしっかりと切る必要があります)。
グリストラップの清掃手順は、以下の通りです。
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STEP01
グリピカロボで廃液を吸引し、石けん水にして槽内へ戻す
- グリストラップ内の廃液を「グリピカロボ」で吸引、石けん化剤と撹拌し、油を分解して石けん水にして槽内に戻します。
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STEP02
戻した石けん水で槽内を清掃する
- 戻した石けん水で槽内の壁面、仕切り板、バスケットを洗浄し、油汚れやスカム(油脂汚泥)などを除去します。槽内の屑なども、グリピカロボろ過タンク内のメッシュでろ過・除去します。
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STEP03
石けん水を排水管へ流し、管内の油脂を除去する効果も
- 石けん水が排水管を流れることで、管内に付着している油分を除去する効果があります。これにより、排水管閉塞の予防にもつながります。
Pick UP! コラム
産業廃棄物を一般ごみへ
石けん化で環境にやさしく清掃できます
バキュームカーでグリストラップのスカム(油脂汚泥)や沈殿物を吸引する「バキューム工法」では、吸い取った汚泥を産業廃棄物として処理しなければなりません。しかし「石鹼化衛生工法」では、油を石けん水に変えて排水でき、油を産業廃棄物処理する必要がありません。産業廃棄物処分に要する燃料や発生する排気ガスなどの環境負担も軽減できます。
工法に使用する石けん化剤「グリピカサララ」の原料は強アルカリ性であるため、グリストラップ内の廃油の強い酸性状態を中性化できます。抗菌・除菌効果があり、害虫の発生予防も可能です。
中性化した後のpH値は7~9.5強で、ほぼ中性に近い状態を維持できます。
生成された石けん水は生分解性(自然に戻る力)が高いため、水中にあるカルシウム成分と結びついてカルシウム石けんとなり、魚や微生物の餌になります。石鹼化衛生工法は、排水したその先を考えた工法なのです。
廃油を石けん水に変えて、厨房を清潔に———
グリストラップの清掃なら、
環境にも優しいグリピカがおすすめ!
株式会社白崎コーポレーションでは、石鹼化衛生工法「グリピカ」でのグリストラップ清掃を行っております。廃油を石けん水に変えて排水できるので環境にも優しく、残ったゴミは油を除去しているため、産業廃棄物ではなく一般ごみとして処分できます(水分は必ずしっかりと切る必要があります)。グリストラップの清掃にお困りの方は、ぜひお気軽に当社にお問い合わせください。