グリストラップ清掃の
種類について

清掃の専門業者が行うグリストラップ清掃には、おもに「バキューム汲み取り工法」と「石鹼化衛生工法（グリピカ）」などがあります。工法により、特徴や費用、環境への影響なども異なります。

このページでは、グリストラップ清掃「グリピカ」を行う白崎コーポレーションが、グリストラップ清掃の種類や特徴について解説しますので、ぜひご参考ください。

バキューム汲み取り工法

バキューム汲み取り工法は、バキュームカーで物理的にスカム（油脂汚泥）を汲み取る方法であり、従来行われる一般的な工法です。薬品を使わないので、人体に悪影響を及ぼす心配がありません。施工費用は槽内の容量によって異なりますが、高額になる傾向にあります。

石鹼化衛生工法（グリピカ）

石鹼化衛生工法とは、廃油を石けん水に変えて清掃する工法のことです。比較的新しい工法であり、普及中ではありますが、バキューム汲み取り工法より安く施工できます。また、環境に優しく、人体に悪影響を及ぼす心配もありません。

石鹼化衛生工法は、厚生労働省認可の公益社団法人全国水利用設備環境衛生協会が推奨しており、有名大学や保育園、病院、介護施設、大手食品工場・弁当工場、ホテル・結婚式場、スーパーマーケット、飲食店チェーンなどで導入されています。

株式会社白崎コーポレーションは、株式会社グリピカの正規代理店として「石鹼化衛生工法」を使ったグリストラップの清掃を行っています。

グリピカ（石鹼化衛生工法）とバキューム汲み取り工法の違い

グリピカ（石鹼化衛生工法）は、安価で環境や人体にも優しい工法であり、さまざまな点でバキューム汲み取り工法と異なります。グリピカの特徴には、以下が挙げられます。

石鹼化衛生工法とバキューム汲み取り工法の違いを、それぞれのメリット・デメリットで詳しく解説します。

バキューム汲み取り工法

バキューム汲み取り工法は、バキュームカーで汲み取るだけであり、薬品を使わないので、「人体および周辺機器に悪影響を与える心配がない」点がメリットに挙げられます。

デメリットは以下の通りです。

• 汲み取って水で洗浄するだけであるため、仕切り板や壁面の汚れが落ちにくい
• 収集運搬・処理場でのコスト負担があるため、施工費用が高額になりやすい
• バキュームホースに付着している腐敗臭が店内に残りやすい
• 水のみで洗浄しても、排水管の油を除去するのは困難
• マニフェスト（産業廃棄物管理票）が必要